精製された白砂糖や塩、白米よりもミネラルや食物繊維たっぷりの玄米や全粒粉小麦、自然海塩、黒砂糖を選びましょう。極端に精製するということは、大事な栄養素も捨ててしまっているということなのです。何よりも素朴で深い、ホッとする味が楽しめます。

有機農産物の目印は「有機JASマーク」です。このマークは農薬や化学肥料についての厳密な規格をクリアした畑で作られたという証拠。野菜の外側の葉も、果物の皮も安心して食べることができます。有機農産物が手に入りにくい場合は国産を優先してください。特に外国から輸入された野菜には、残留農薬の危険性があります。

原材料にこだわり、伝統の製法で醤油や味噌を作るには1〜3年かかるのが普通です。しかし、大量生産するために粗悪な原材料を使い、味をごまかすための食品添加物が入ったものもあります。調味料は毎日少しずつ確実に口に入るもの。出来るだけ良質なものを選びましょう。

カップラーメン、レトルト食品、冷凍食品…大量生産・流通するために開発された食品には、食品添加物が含まれています。食品添加物は食品衛生法でしっかり管理されていますが、複合的に摂取したときのリスクなど、解明されていない点も多いのが現状です。表示を良く見て選びましょう。