リンやカルシウムは骨や歯を作る重要な栄養素です。そのバランスは1：1が理想とされていて、リンを摂り過ぎるとカルシウムの吸収を阻害することが知られています。ハムやソーセージ、スナック菓子などには食品添加物として「リン酸塩」が含まれているものが多く、知らない間にリンを過剰摂取することになります。カルシウムが欠乏すると、骨がもろくなる、イライラしやすくなり精神が不安定になるなどの影響がでます。リンの過剰摂取には気をつけましょう。

　
自分でおにぎりを作るよりも、コンビニのおにぎりのほうがおいしい…と思ったことはありませんか？それは、コンビニのおにぎりには化学調味料（アミノ酸）が添加されているからなのです。食品添加物を使った濃い旨みになれてしまうと、ご飯と塩の素朴なおいしさでは満足できなくなってしまいます。さらには微妙な味加減がわからなくなり、もっと濃い味を求めるという悪循環に陥ってしまうのです。食品添加物の旨みにだまされず、食材の味を楽しめるようになりましょう。

　
ブドウ糖果糖液糖って聞いたことがありますか？これは厳密には食品添加物ではないのですが、安く手に入るためジュースやお菓子などに砂糖の代用品として使われています。
ブドウ糖果糖液糖は砂糖よりも問題が多いと言われています。それは吸収が早く、急激に血糖値を上昇させ、糖尿病の引き金となってしまうことがあるからです。

　
普段の食事がインスタント食品、冷凍食品などに偏ってしまうことで一番おそろしいことは…食事に感謝しなくなるということではないでしょうか。 加工されたものほど、その食べ物がどこで獲れて、だれが調理したのか分からなくなってしまいます。そして、安価で簡単な食品はただ空腹を満たすものになり、味わって食べることのない食事になってしまいます。 食べ物は、私たちの体を作る大事なもの。何を選ぶか、何を食べるか、もっと考えてみませんか？