
1 EMとは… | 2 世界に広がるEM技術/EM技術について | 3 家庭で出来るEM活用術



EMの効果は、環境中でEMが増殖し、多様な抗酸化物質を産生して、その機能性が現れたときにはじめて発揮されます。したがって、EM使用法の基本はEMの密度が高まり、その効果が現れるまで使い続けることにあるといえます。これに成功すると、作物は無農薬、無化学肥料で、従来の2倍以上の収量増産も不可能ではなく、しかも超高品質な生産物の収穫が可能となることは、過去の数多くの事例が証明しています。また、特記すべきことは、農薬や化学肥料を必要としないので、コストの大幅な削減も同時に達成されます。
少させることが出来ます。一方で、育成率や増体率は向上し、肉質・乳質も向上します。また、排泄物は初めから有用菌が住み着いているため、堆肥化する際にも有効に働き、堆肥化期間の短縮や質の向上がみられます。また、畜床や天井にEMを日に数回散布することで畜舎の悪臭は除去され、ハエ等の衛生害虫が発生しなくなります。これにより家畜自身の臭気によるストレスは軽減され、作業者にとっても衛生的な環境で作業が出来るようになります。
が出来る大腸菌レベルにまで下がりました。また、下流域の淀川河口では、シジミが大量に採れるようになり(漁獲量6.7倍)、「ナニワベッコウシジミ」として市場に再デビューを果たしています。その成果を受けて、「日本橋」保存会が行っている日本橋川浄化プロジェクトではEM培養装置1トンタンク10基を設置し、週15トンのEMを流しています。その結果、ヘドロの臭いが消え、また橋からスズキやボラの遡上が確認されています。また、日本一汚い川ワースト1位であった奈良県大和川ではEM浄化活動により、今ではアユが遡上する川へと変身を遂げています。